4月22日、日曜日、フランスは大統領選の一回目でした。
初めてフランスで投票する私も、投票所になっている家のすぐ側にある学校まで行った。
天気が悪くて途中で雨が降って来た。
昼飯の に行って、込んでいなかった。
外側に候補者達のポスターが貼ってあって、ちらっとみたら、皆破れていた事に気がついた。
よく見ると二人だけのポスターが奇麗に残っていて、それは左派党のメランション候補と、
社会党のオランド候補だった。
家の帰りに晴れていた。結局、今日一日中雨が降ったり止んで晴れたりした日だった。
午後、8区にある共同通信まで行って、途中の学校の前のポスターを見たら、逆なパターンでした。オランド達が破れていて、
現大統領サルコジだけがちゃんと問題なく残っていた。(しかしねぇ、なぜか3枚も重ねて貼る必要があった様だ。。。)
やはり、地区によって好き嫌いははっきりしているね。。。
フランスは、大体18時で投票が終わるけどパリとかマルセイユやボルドーなどの大きい町では20時までなので、その前に結果が分かっていても発表をしてはいけない事になっている。
私、記者さんに付いていて取材するために、19時頃に7区のソルフェリーノ通りに在る社会党本部に着いた。すでに大勢に集まっていて、テレビ局や新聞記者なども多く来ていました。
警察が道を閉めて奥に15平米の画面があった。オランドは、地方で投票をして、パリにいないので、ニュース、選挙の結果そしてコメントと勿論オランドのスピーチもズベテその画面に皆で観るかたちだった。
イースター、つまり春休みに出た人が多いはずなのに、投票率は80%も超えた。。。
そして、20時になって、結果が発表され、
オランドは、28、56%で湯煎。(社会党)
サルコジは、27、07%。(国民運動連合)
ル・ペンは、18、12%。(国民戦線)
メランションは、11、10%(左派党)
雰囲気は、年越しとか試合に勝ったとかの様子だった。
記者さんは色々なインタビューをし、皆喜んでいた。希望としては、この5年間で悪くなった教育問題、公務員問題、社会保障問題、社会的な平等への政策。「勿論、キャンディ・キャンディのでかいではなく、不景気だと分かっているけどなんとなく国民をわけるのではなく、集まって、皆一緒に平和に生きていて正義のあるフランスのため、お金持ちと貧乏とのギャップ経済などではなくて人間を中心にした政策」を求めていると言う。そして、政治にモラルを取り戻してほしい、とのことだ。しかし、ル・ペン賀20%の票も集まった事に関して皆は心配。
原稿を書くために側の喫茶店へ行ったら、その角にデモが行っていた。去年からスペイン、フランス、イギリスなどで運動している、民衆政治を求めている反乱運動だった。彼らにとっては、今回の選挙で状況は実際に変わると信じていなくて、警察に囲まれて、平和にデモに来ていました。